日本人のブランド品志向はいつごろからはじまったのでしょう。1945年第二次世界大戦が終わって、それから日本は焼け野原となっていたはずです。
それからわずか10年で日本は高度経済成長期といわれる1954年を迎え、1968年には国民総生産(GNP)が、当時の西ドイツを抜き第2位となりました。このころから大量の新興中産階級が生まれ、派手な暮らしを求めるようになります。
今のように資産形成に選択肢がなく、当時のわかりやすい富の象徴である不動産は狭い島国や人口密度の高い日本ではなじまれず、手っ取り早い方法として高級品を購入し身につけるところからはじまったとされています。当時は為替も1ドル360円の固定制であり舶来品といわれる海外製品は大変高価なものでありまた海外ブランド品の直売がほとんどなかったことから、それは更に購買欲を刺激してステータスシンボルとなっていたものと思われます。
その需要の高まりを利用して、仲介業者がいわゆる並行輸入の市場を作り出し、ヨーロッパ各国へ買い付けに行き国内で2倍、3倍の言い値で販売されていました。当時は品質が良い、という評価で選ばれていたわけではなく成功した者のシンボルとして選ばれていきました。
その需要から日本の商社やデパートが専売権を獲得するようになり正規店と呼ばれる店舗ができ身近で買いやすいものとなっていきました。 更に1980年から急速に日本経済は急速に上昇しバブル期を迎えるようになりますとますますブランド品購入に拍車がかかり円高も後押しして、日本国内のみならずハワイや香港などに出かけて海外で盛んにブランド品を購入するようになります。
瞬く間にブランド品のすばらしいお得意様日本人ができあがっていきました。その後、各ブランドはフラッグシップストア(旗艦店)と呼ばれる巨大店舗をパリ、ニューヨーク、ロサンゼルス(ビバリーヒルズ)、香港、東京、に作っていくようになります。
それは日本人が好んで旅行する先であり、もちろん古くからの顧客たちもたくさんかかえる老舗ブランドですが、日本人に好まれていなかったら現在のような店舗展開はなかったように思えます。
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