寒い日本を脱出して暑いところへ行きたいと、先日タイのクラビ
ピピ島(ピーピードン島)に行きました。
そこには若き日のレオナルド・ディカプリオ主演の映画 「ビーチ」で有名になった
マヤベイがあります。
映画は観ていなかったので、日本を発つ3日前にアマゾンで探して
あわてて観ました。
アマゾンプライムでフリー♪
ドラッグや殺人もありでダークな部分も多いストーリーでしたが
自然の森、美しい海。ひきこまれる景色でした。
旅行のパンフレットでよくある、ビューポイントで一年で最高にいい時期かつ天候も超ベストな条件、
更に美しい部分だけをトリミングしてカラー調節した写真。
行って見ると あれ~っ ちょっと違う・・・期待が大きすぎてがっかり。
きっと映画もそんな最高に良いベストな状況を選んで撮影したに違いない。
と大きな期待を持って出かけなかったことが幸いしたのか
お天気も加担してくれたからか「想定をはるかに超える美しさ。」でした。
船からパンを投げたら魚が集まってきました。
旅行のかばん
旅行に出かける際のバッグといえば キャスター付きのバッグ のこと。
「トロリー」とか「スーツケース」とか「キャリーバッグ」などで呼ばれていますが
今や1泊の国内旅行や出張でもキャスター付きのものを使っているかたが一般的になってきました。
手に持ったり、肩にかけたりするボストン型よりとにかく楽。
空港のバッゲージクレームでルイヴィトンのボストンバッグ キーポル が次々と流れてくるようなシーンはもはや昔の話になりました。
バリアフリー化が進んで道路や施設内でも段差が少なくなってキャスター付きのバッグもより快適に移動ができるようになっています。
階段をどうしても使わなくてはいけない場合にキャスター付きのバッグは重さや、かさばるところがつらいのですが、持ちやすいように横型で持てたり、バッグパックになったりするものもあります。
耐久性は大丈夫なの?と心配になりますが、お値段も驚くほど格安なものが街角や駅の構内などで販売されていたりもします。
旅の日数によって小さいもの、大きいものと複数所持しているかたも多いはず。
私も大きさ違いで4つを使い分けています。
1~2泊用の小さいサイズといちばん大きいサイズが2ホイールなので
今回大きいサイズを4ホイールに買い替えよう思っています。
2ホイールは他のバッグを重ねて持つ場合にはいいのですが
大きい場合には2ホイールでは重さが負担になりますし、狭い場所で一方向にしか動かないのは不便なときも多くあります。
ご購入の際、店頭で実際に手にしてみて選ぶことができる場合には大きさを体感できますが
WEBで選ぶ場合には、3辺の大きさ、リットル表記の容量のほかバッグ本体の重さも注意しなくてはいけません。
アッパークラスに搭乗される場合は心配ありませんが
飛行機での預け荷物の重量制限を超過してしまうと想像以上の超過料金がかかってしまいます。
容量の目安は 1泊あたり10リットル とすると良いようです。
<日帰り~2泊まで>
ちなみに私の使っているいちばん小さいサイズは グローブトロッターのオリジナルライン18インチ です。
容量28リットル 3辺のサイズは 幅35cm×高さ45cm×厚さ18cm 本体重量 3.6kg。
これは荷物の少なめな私で 服の厚い冬場でもなんとか2泊までOKです。
靴も服に合せて履き変えたい とか マイドライヤーを持参するとか 現地で買ったお土産も入れて帰りたい。というかたにはもう少し大きい物を選んだほうがよいかと思います。
3泊~4泊まで
ぺガス55 を使います。
(現在データがないために現行品ホライゾン55のデータを記載します。)
容量37リットル 幅39cm x 高さ55cm x 厚さ21cm 本体重量 3kg
ルイヴィトン NEWトロリー ホライゾン55 ルイヴィトン オンライン
↑ここまでは機内にも持ち込めるサイズです。
機内に持込みが出来るスーツケースのサイズは、航空会社によって若干異なりますが、
おおかたで 「3辺の合計が115cm以内」 (使用機材によって「3辺の合計が100cm未満」の場合もあります。)
4泊~6泊まで
4泊くらいからは リモワ トパーズ を使います。
20年以上使っていますので小さい凹みや傷もたくさんありますがこれまでに故障はありません。
容量64リットル 幅45cm×高さ68cm×厚さ26cm
こちらはアルミ製で少し重量感があり 本体重量6kg
6泊~9泊
5泊以上、もしくは荷物の量が多くそれを越える場合は
軽量ポリカーボネート素材を使った リモワ サルサデラックス の 容量87リットル
幅52×高さ77.5×厚さ28cm 本体重量5.2kg にしています。
このサイズで3辺の合計が158cm。
この大きさが飛行機の旅行で無料で預けることのできる1個あたり大きさ上限になります。
(航空会社、路線によって違いあり)
規定を超えるサイズの荷物も超過料金を払って預けることができます。
画像は新型でマルチ4ホイールになっていますが、私の使っているのは旧型で2ホイールです。
リモワ正規代理店 林五 オンライン(2018年7月より リモワジャパンに移行しています)
今回 大きいサイズの70リットル前後でマルチ4ホイールを買い足したいと思っています。
日本製のキャスター付きバッグは?
ところで
メイドインジャパンのものはないのか・・・
国産メーカーで思い当たるのは鞄のエース!
以前はサムソナイトの日本総代理店で、日本国内でもサムソナイト製品の製造を担っていたメーカーです。
WEBサイトをくまなく見て、正直この充実度に驚きです。ものづくり日本の力を見た思いです。
・・・こんなにたくさんの種類の中からどうやって選んだらいいのかと心配になるほどです。
その中でも360度どの方向からもオープンできる 「プロテカ360」これは優れものと見ました。
限られたスペースで荷物の出し入れに このアイデアはナイスです。
どんな要望にも応えようとする柔軟性の高い日本ならではの感じがいたします。
若いビジネスマンに指名の高い 吉田かばん はどうでしょう。
WEBサイト、オンラインショップを見てみましたが大きいバッグの需要がないのか、得意とするキャンバス素材でのキャスター付きバッグに限界があるのか種類が少ないようです。大きいものはなく国内出張用サイズという感じです。 →吉田かばん オンライン
1893年愛知県で創業されたサンコー鞄
1964年の海外旅行自由化の流れに乗って1970年にスーツケースを発売。自社サイトに「120年以上鞄を作り続けたきたけど、その割りに知られてないよね」 となんとも深みのある自虐のネタ。こちらのメーカーも豊富な商品数です。 →サンコー鞄 オンライン
メンズのビジネスバッグを中心にキャリーバッグを得意とするアジアラゲージ。手頃な価格のものからデザイン豊富。印象としては ここまで攻めているのかという感じです。 →A.L.I アジアラゲージ
信頼の日本製。
高機能なものもあるようですが、う~ん。はっきり言うとどこか洗練されていない。
欧米ブランドが先をいく
やはり旅なれた欧米ブランドがいいのでしょうか。
スーツケースと言えば サムソナイト こちらはアメリカのブラント。
このコスモライト シェルのようなウエブが特徴的です。海外ではよく見かけます。
http://samsonite-store.jp/
アルミ製のアタッシュケースを開発してアポロ宇宙船公認だった
ゼロハリバートンは、リモアにすっかりお株をとられてしまって
現在は日本のエース株式会社の傘下。
http://store.zerohalliburton.jp/shop/
フランスの旅行バッグブランドといえば ゴヤール
トロリー付きのトランクもありますが、オンラインショップやWEBカタログはありません。
こんな感じでしょうか。
電話で問い合わせしてみたところ
現在、日本での取り扱いは機内持ち込みの小さいもののみの展開で
横32cm×高さ45cm×厚さ21cm になるようです。
いろいろ見てきました。
デザインで好きなグローブトロッターは18インチの小さいサイズと
揃えて30インチのサイズを選びたいと思うところですが
グローブトロッターはマルチホイールはなく2ホイールのみ。
永遠に変わらないデザイン。と豪語している頑固なイギリスブランドです。
この先マルチホイールの商品を発売する日がくるのでしょうか。
巷にリモワがあふれているのであえてゼロハリバートンという選択。
しかし、ハンドルのあたりのデザインがしっくりきません。
ゴヤールも素敵でしたが、現在国内には大きいサイズのお取り扱いはなし。
本国にあっても予算的にはるかはるかはるかにオーバーです。
結局 リモワのトパーズが現在のところ最有力ですが
もう少し検討してみます。