昨年から続く円安状態に、各ブランドで数回日本国内価格が値上がりしました。値上げをしていなかったエルメスもとうとう値上げ。
通常の牛革、羊革のバーキン30センチが1,100,000円ケリー32センチが1,000,000円となりました。(素材によって若干変わります)
20年前と比べると2倍になっています。さらに4月から消費税が8パーセントになって、これまでにない高値の水準です。消費税値上げ前の3月下旬のブティックにはたくさんの人がお買い物をしていました。ただしエルメスのブティックは平常どおり・・・なぜなら駆け込みでバックを買いたいって思ってもお品物がないのですから。
ルイヴィトンのブティックでは接客してもらうまでに待ち時間ができていました。特に高額な時計やジュエリーの前にいつもよりたくさんのお客様がいらっしゃいました。
消費税が値上げになるということで、大義名分ができた♪それまで迷っていたお買い物も一気に背中を押してくれたようです。
前向きに考えてブランド品は高いお値段も魅力の1つなのではないかと思うのです。素敵なルイヴィトンのバックが誰でも気軽に買える安いお値段だったうれしいことかもしれませんが魅力に感じなくなるかもしれません。
購入した時の喜びや身につけたときの緊張感や高揚感が得られるからこそのように思います。値上げしても、増税されても新作のバックやジュエリーが魅力的ならそれは買うしかありません・・・