エルメスのツイ―リー
2023SSで販売されたこちらのツイリーは
《シュヴァロスコープネオン》
裏面に刺し子のような刺繡が施されています
きれいな色です
ツイリーはバッグのハンドルにぐるぐるマキマキすることで
爆発的に売れました
これのおかげでバッグのハンドルが
きれいに保てるようになりました
どうしてもバッグのハンドルは汚れてしまうものですが
ツイリーを巻いておけば、見た目にもかわいいし
スカーフのカラーでアクセントを楽しめる
巻き巻きをほどけばハンドルはいつでもフレッシュなままで
はじめにやったかた天才!!だと思っています
どれだけ中古市場でのバッグの価値を下げることなく
二次流通されたことか・・・
この刺し子のような刺繡は KANTHA(カンタ)と呼ばれるインドの刺繍です
パキスタンとの国境付近ベンガル地区で生まれたもの
柔らかくなった(ボロボロとも言い換えられます)生地を重ねて刺し子のような刺繍を施して
生地をまた使えるように再生させることから始まっています。
カンタの作品にはその優しい気持ちが刺繍の絵柄にも表れているのです。
引用元:自由と愛情の刺し子「カンタ」をご存知ですか?【望月真理 カンタ展】
ひと針、ひと針で絵柄が作られています。
手仕事、伝統を感じるエスニックなところ、かわいい絵柄
私の好きな要素が集まっていていました。
生地を大切に使う優しい気持ちに愛が感じられます。
このカンタ刺繍との出会いも
何年か前に発売されたエルメスのスカーフでした
《CARE90 KANTHA》という絵柄で初めて知りその優しい刺繍にすっかり魅了されました
このスカーフは実際に刺繍を施したものではなくプリントで刺繍を表したものでしたが
先に紹介したツイリーは実際に刺繍が施されています。
もうひとつの白いスカーフは《BRIDES DE GALA》という
エルメスのシルク製品の絵柄ではいちばん使われているのではないかという絵柄
こちらはカレ70サイズ、そこにイギリス刺繍のホワイトワークを施したもの
シルクツイルのスカーフがエレガントな印象になり、
トートバッグの中が見えないようにさらりとかけたり
カレ90より軽やかなヘッドアクセサリーやネックアクセサリーとして楽しむことができそうです