エルメスの HER BAG お買取りさせていただきました
ありがとうございます
エールバッグ こちらのバッグがはじめて発表されたのは20年くらい前の
ことでしょうか
はじめてみた時は
これまでのエルメスのバッグ概念を覆す衝撃でした。
あ、それはちょっと言い過ぎたかもしれません
その前にキャンバストートのフールトゥやガーデンパーティもありましたから
でもその2つとはまたちょっと異なる感じでした。
前の2つで驚くことに耐性がついていたはずなのに・・・
エルメスと言えば厳かで到底気軽に買えるものなどない。
お値段の点で気軽なものはあってもキーチャームとかコームとか・・・
バッグで衝動買いできるものなどなかったのです
それなのにフールトゥが現れて、エルメスのバッグですよ!布ですがエルメスですよ
レザーを使うブランドなのに
レザーはファスナープルに付いたひし形の引手0.7平方センチメートル
手縫いのサドルステッチもなくミシンでダダダダと縫っている
(決して悪口を行っているのではありません)
エルメスを身近に感じることができて知名度もあがったと思うのです
ガーデンパーティの時もそんな感じでした
底やハンドル、底の部分にレザーは使っていましたが
ミシンで完結していました。
どちらもとてもとても人気になりました。
ガーデンパーティにおいては今もなお作られている
エルメスのバッグのロングセラーのひとつです。
当初はエルメスではフールトゥとガーデンパーティの
どちらもバッグの売り場ではなくインテリア雑貨の売り場でで販売されていました
バックではなく雑貨扱いだったのです
フールトゥはお部屋のガラクタを入れましょう。
ガーデンパーティはお庭仕事の道具入れ。というコンセプトで作られていたのです
話が横道に逸れてしましたした。
エールバックのときはどうして衝撃だったのか
バックのパーツがバラバラになるなんて
自分で組み立てるバッグ
まるで工作をするかのうようです。
レザーの部分にステッチはひとつもなく
切り出したパーツを組み立ててつくる
そんなこと想像もできないことでした
取扱い説明書ならぬ組み立て方の冊子がある
そのあたりも工学的な感覚です。
世界一といっても過言でない
老舗のブランドが、サドルステッチも使わずファブリックのミシンかけ
だけでバックをつくる。さらにパーツの状態で。
(実際は組み立てられてオレンジボックスに入っていますが)
悪く言えば熟練の職人さんの手を煩わせることなく作る製品
中途半端な品、手抜きじゃない?
こんなことを逆手にとって ネーミングまで「HER」バッグ
エルメスの半分だけ。 思わず笑っちゃう遊び心のある製品を作るのです。
HERMESの遊びごころ
これもエルメスの魅力のひとつです
大きさの変えられる付け替えバックもついています
カジュアル使いできるHERMESのバッグ
ファブリックだけでなくレザーのフラップもついている
スタイルはどことなくケリーバッグに似ている・・・
発売時に大人気になったものです
あーーこんなのあったわね。
確か持っていたはず
お家に忘れられたままになってはいませんか
もしお使いになられていらっしゃらないようでしたら
手放すタイミングには絶好かもしれません
エルメスのアーカイブ商品が今、海外から求められています