母から納戸から出してきた むかしのサックプラ。
内側がベタベタで中に物を入れたら大変なことになりそうになっていたものを
気まぐれで 張り替えてみた。
これで完結かと思ったら 続編ができました。
内側を張り替えて 見違えるようになった 「サックプラ」
スカーフ巻いたり、キーチャームをつけたり、ステッカーを貼ったり、ストラップを付けてみたり
この2年間 ずい分楽しませていただいた。
ある日、車から降りたとき バッグの持ち手が手から離れてサックプラが宙を飛んだ。
(↑大げさではないのです。5メートルほど先に落ちて私自身がバッグってこんなに飛ぶ!?ってほんとうにびっくりしたのです。)
何事が起こったのか 状況把握ができないまま
バッグに近寄ると・・・
ハンドルの付け根が こんなことになっていました。
ほかの3箇所も見てみると かろうじて切れてはいないものの
すでに亀裂が入っていました。
革は乾燥させないでください。保湿と適度な油分を与えてあげないと
革は乾燥してヒビ割れを発生させて、その部分に負担がかかると切れやすくなりますよ。
日ごろからこのようにアドバイスしている私が!!! まさにこの状態です。
情けない・・・「紺屋の白袴です。」
2年前 内側を張替えた際、ハンドルは取り替えずにおりましたので
当時のままです。
そうです。そうです。乾燥して無理を強いられていたのです。
このままでは使えません。
再度 このサックプラはお別れの危機になってしまいました。
内側は張り替えてもらったのでピッカピカです。。。
なんだか忍びない。
えーーーーっ ハンドルと根付を交換する??
ハンドル2本と根付4ヶ所。
またまた大掛りのお修理です。
私の脳内見積もりでは ハンドル20,000円×2 根付4000円×4 =56,000円 です。
そこまでする?
姉が母にフランス旅行のお土産で買ってきたバッグです。
(↑それは半ばどうでもいい)
更に職人さんによって蘇らせていただきました。
(↑ここ重要)
せっかくきれいに張り替えていただいたのに。
・・・こうなったら当面、一生つきあうことにします。(どっちなんだ!?)
ルイヴィトンに持って行きお見積もりを聞いてびっくりです。
「サックプラのハンドル交換は 22,000円 です。」
驚きでした。うれしい誤算です。
3週間後、きれいになって出来上がってきました。
ハンドルと根付をつなぐ四角い金具も交換されていました。
内側も2年前の交換済みなので
モノグラムキャンバスのみ当時のまま。
買いたてのサックプラのようになりました。
こうしてまた使うことができます。
ルイヴィトンは モノグラムキャンバスの部分をお直しすることはできませんが
その他の素材やパーツでお修理が可能です。
果たしてどれくらい使えるものか見届けてみたくなりました。笑