パソコンやスマホでいつでも気になったことを調べることができる。
便利なことです。
旅行に出かけるときの電車の乗り継ぎ、
現地で美味しいお店、観光地の案内、泊まる旅館探し。
お腹が痛い、虫に刺された、どんな原因が疑われるか。何の薬を飲んだらいいのか。
ワインの名前、その評価や口コミ、売っている最安値のお店。
親戚の結婚式、服装やマナー、ご祝儀の相場。
話題のレストラン、予算やメニュー、シェフの経歴、予約の取り方。
一日中、何をするにもネットからの情報に頼るようになっている。
信頼性の高い情報から、また聞きのようなものを稚拙に書いた記事、全く根拠のないもの、故意に事実と反する書き込みまである。
これだけ情報が氾濫してしまうと、どの情報を利用するか精査する力が必要となってきます。
以前 若いお洒落な芸能人が
「検索サイトは使わない。検索しても結果はSEO対策されているページが表示されるので真実がぼけてしまう。
インスタグラムで感性の合う人をフォローして情報を得る」 と言っていた。
(SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、
「検索エンジン最適化」という意味です。
つまり、GoogleやYahooなどの検索エンジン(検索サイト)で、
特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のこと。 )
出典元:http://sosus.info/002/01/
今回、大手の企業が運営する情報サイトが杜撰なコンテンツの構成で
閉鎖されてしまった件でネットの情報にはいかにいい加減なものが多いか
露呈してしまったように思います。
グーグルは誰の提供するコンテンツか オーサーランクを重要視すると言われていたのに
SEO対策をされたページの嘘の記事までは見抜くことができなかった。
なんだか混沌とした時代になってきています。
記事を書いている人が誰なのかきちんと明記されているものは信憑性が高いはずですが
ネットではその人の経歴や名前すら本当なのか定かではないかもしれません。
利害関係のない一般人の口コミがいちばん信頼できるかといえば、それも怪しいもので
サクラで書いている人がいるとか、口コミを書いてくれたら 「○○サービス」 なんてことが裏にあったら
悪いことは書かないかもしれません。
旅行や出張でホテルや旅館を選ぶときも 「フロントの対応が悪い」「掃除が行き届いていない」
「料理が素晴らしい」「部屋が広かった」 と書いてあっても
評価しているかたが普段どんな施設を利用していているかたなのかによっても違ってきます。
それだけではなく、部屋の広さも均一ではないですし、宿泊の料金もプランによって変わりますので
口コミも同じ条件で書かれているわけではないはずです。
誰かのブログを見て絶賛している商品を買ってみた・・・
それもアフェリエイトで注文が入ると記事を書いている人にキックバックが入る仕組みかもしれません。
何が正しくてどれをよりどころにしていいのかさっぱりわからなくなってきます。
近くに売っているお店がないものや、買いに行く時間がない、重いもの。
のネットで検索して購入するには便利です。
品番や商品名を入れるとショッピングモールの中での最安値のお店が一目瞭然。
とりあえずモールの中での最安値は見つけられます。
規格が決まっている商品ならばわかりやすいですが
味や品質、サービスが均一でないもの。
お値段だけでは変え難い物を選ぶことは これまた至難です。
先日も 美味しいみかんが食べたいと ネットのショッピングサイトで検索してみましたが
「みかん」の検索ではたくさんありすぎて全ての商品を見比べることなど到底できません。
上位に出てくる商品がいちばん美味しい?とは限りません。
表示の並べ替えも 「値段の高低順」「レビューの多い順」
これでは なんとも痒いところに手が届かない感じ。
写真が美味しそう、キャッチコピーがそそられる。説明や薀蓄がやたら詳しい。お値段が高い。
どんな情報を有効とするか。
買う人のフィーリングで決めるしかありません。
今週の予約分は既に完売しました。最短のご注文で来月の中旬からのお届けです。
これは売れてるってこと。 だから信憑性が高いようにも思えます。
でもただ単に数が少ないだけか。
販売側も、生産者から直接送られていくものもあれば、果物屋さんのサイトもあり。
お米から水、マンゴーや蟹まで美味しいものを全国から厳選して取り扱っています。といった
ブローカーのようなグルメサイトもあります。
昔ながら信頼のおける近所の果物屋さんのおじさんから 「これ美味しいよ。食べてみな」と言われて試食して買う。
ママ友の情報網で 「あそこのスーパーの赤いネットの1キロ入りがとっても美味しい。」
というリアルな生活で行われていることをネットで代わってやろうとするのには
素性や価値観の未知なる人の口コミ、
商品の選択範囲が広くなりすぎて無理があるのでしょうか。
今回、「みかん」を買うために
時間をかけて 写真も、薀蓄も、口コミもバランスのとれた、少しお値段高め。を選びました。
結果・・・今回のお買い物は 可もなく不可もなく。
近所のスーパーで買ったみかんと違いがわからない。
時間をかけて選んだのに、かなり高い買い物でした。
もちろんこれまで自己ヒットの商品を発見したこともあります。
送料がかかっても取り寄せしたいものもたくさんあります。
結局、たくさんの情報のなかから自分で精査したり、試してみて自分のものにしていかなければいけないとなると
情報が過多なことが幸せでもあり、真実を見つけにくくしているのかもしれません。
予約の取れないレストランで 自社のWEBサイトもなし、写真NG、電話番号非公開といったお店もあります。
旅行代理店や旅館予約サイトには一切出さず、
自社のWEBサイトはあるもののオンライン予約はなし。といった超有名旅館もあります。
このような人気店は自社サイトのSEO対策、良い口コミを書かせるように促したり、
ネットでの広告をする必要もなく
「予約の取れない美味しいレストランです。」と自らアピールすることもなく
現実のステージで知る人に評価され喜ばれているわけです。
セブンヨークはブランド品を高価買取りをしております。
それは正しい情報なのですが
まだ知られていないので
「高価買取」と自ら書いておきます。