ファー好きな私にとって 毛皮のフェンディは憧れのブランド。
素敵なコートやストールは毎年楽しみにしています。
買えないけど。
バゲッドが大ブームだった頃。
手作業の刺繍やビーズ、スパンコール、ウールニットやカシミア、ファー
同じデザインなのに素材の美しさ、美術品のようなものもあり
どれも魅力的。
ひとつのデザインでこんなに多種多様なものを作るフェンディの
職人魂を感じたのでした。
12年前くらいに初めてピーカブーを見たときは 大きいサイズだけだったこともあり
重くて実用性に欠ける・・・当時は基本オーダー生産で
フェンディでこのお値段は高い。ヒットするかなぁ。。。と思ったものでした。
しばらくの間 流通する数も少なかったのですが
10年を経て小柄な女性にも似合う大きさのバリエーションも増え、大人気になりました。
フェンディのデザイナーはカールラガーフェルド。
素材への妥協を許さない姿勢や、女性を美しく見せることに加えて
シャネルでは出来ない遊び心をフェンディでは見せてくれています。
出典:https://www.fendi.com/jp/
今やいろいろなブランドで展開されている大振りなファーのポンポンチャームも
スタートはフェンディ。
滑稽なくらい大きくみえたファーチャームですが、この大きさだからかわいいのです。
カラフルなものやお顔を付けたり、カールラガーフェルド人形に進化させていく楽しさは
「伝統技術を守りつつ次代の先を見ている」 姿勢を感じます。
メンズからはじまった モンスター 「バグズ」も 持つ人、見る人を楽しませてくれます。
「無難」「オーソドックス」という言葉の対極にあるもの。
5年後を持つことは難しいかもしれないけど今がとってもハッピー。
ファッションはそれでいい。そんな楽しみを感じさせてくれるのです。
2016年 今秋の「ストラップユー」も素敵でした。
ただのストラップではない。スタッズやファー、チャームが付けられる金具を付けたり、
個人的にはあのウネウネは衝撃でした。(笑)
どれもフェンディの魅力を存分に表現された楽しいものでした。
そして・・・今度は ヒプノタイズ
なんとも愛らしいキャラクターです。
バケットには足がついています。
「トゥージュール」「トロワジュール」「バイザウェイ」そして「ピーカブー」
チャームや、ストラップ、プチバッグのダブル使いでアクセントを加えれば
断然 旬なスタイルになるのです。