シルク素材のワンピースやレースを使ったブラウス、リネン素材のサマードレス
着た後は当然クリーニング屋さんへ
クリーニング屋さんではドライクリーニングが一般的ですが
そもそもドライクリーニングとはお水を使わずに石油系の溶剤を使って洗うことです。
ドライクリーニングは繊維にとても優しいので型崩れや、色落ち、縮みなどがなく
安心です。ティッシュペーパーを洗ってもそのままの状態で仕上がるらしい。それくらいお洋服にストレスがない。
大切なお洋服はプロにお任せするのがいちばんです。
ですが・・・石油系の溶剤は油系の汚れには有効なのに水溶性の汚れには不向きというショッキングな話です。
汗の汚れは水溶性なので、クリーニングに出しても夏の汗汚れは落ちてない!!?
汗はその時はわかりにくくても、時間が経つと汗を吸収した部分がくっきり線になって
更にそれが酸化すると黄ばみになってきてしまいます。
色の薄いお洋服はもちろん、濃い目のお洋服もたいへんです。
クリーニング屋さんによっては ウエットクリーニング が用意されていますので
ドライマーク表示のお品物でも お水を使った クリーニングをお願いできます。
お店によっては「汗抜き」などと表示されているところもあります。
夏のお洋服はお水通して すっきり させたいものですね。
とはいえ!!!
毎日のことですから料金のこともあるし・・・汗をかいたものはすぐ洗いたい。他の人のお洋服と一緒じゃなくて自分のものだけで洗いたい。
それで ホームクリーニングです。
色落ちしないで、型崩れしないで、縮まない それなら お家で洗いたい。
おすすめなのが
クリーニング屋さんも使っている 「ハイベック」 がおすすめです。
使い方は 脱水の時間と干し方に少し気をつければ怖くないのです。
ハイベック
洗浄力がよいのでジャブジャブ洗ったり、ゴシゴシすることも必要なし
5分間付けこんですすぎをして軽く脱水して干すだけ。
とてもかんたんです。
夏のデリケート素材のお洋服はもちろん、ウールやカシミアの冬の品質の高い素材も
ダウンやスーツも洗えます。
ボトルを飾っていてもおしゃれな 「THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)」のデリケートウォッシュもおすすめです。
ウールやカシミア、アンゴラなどには
シルクやレース デリケートな素材全般には
人工香料を使わずエッセンシャルオイルでつくられた自然の香りも素敵です。
ランドレスはシャネルのセールスマネージャーをしていたLindsey(リンジー)と、ラルフローレンホームでシニアデザイナーを務めていたGwen(グウェン)の2人の女性によって、ニューヨークで生まれた
ファブリックケアブランドです。
全ての製品は石油系原料を使用せず植物原料で構成、水に流しても自然分解され、100%自然に帰ります。
ファッション業界で長年活躍していた彼女達らしく、ウールやカシミア、リネン、デニム・・・素材に合わせてこだわったケア製品がラインナップされています。
ランドレスの製品の中でいちばんのおすすめは シミ抜きとして使っていただける
「ステインソリューション」
シミや黄ばみ、汚れの強い部分につけてからお洗濯すると汚れの落ちが格段に違います。
携帯用の60mlサイズはバックのポーチに是非入れていていただきたいお品です。
食事中にうっかりつけてしまったシミ。目立つ部分ならこのままでは恥ずかしい。
トマトソースもワインも早めに対処すれば、恐れるに至りません。
【やってみた♪】
2回しか着ていないカットソー。
お醤油をとばしたようなシミができてしまった。
粘度のあるステインソリューションを1滴つけて・・・
このまま通常のお洗濯へ
もしくは
生地の上下から水分を含ませたタオルやペーパーではさみ、やさしくたたきます。
ずいぶんきついシミでしたが1回でだいぶやわらぎました。
その後もう1度つけてお洗濯したらほとんどわからなくなりました。
ランドレスには 「ランドレスラボ」という
宅配クリーニングのサービスもあります。
プロの技術にランドレス製品を使って仕上げていただけます。
クリーニングで気になる匂いも ランドレスの香りで仕上がるのがうれしい。
ランドレス 宅配クリーニング
https://www.takuminuki.com/laundress/lab/order/index.html
番外編として・・・シミ抜きに 知る人ぞ知る 優れものがこちら。
ウタマロ
このパッケージとネーミング。
レトロな感じはまさに「ザ・昭和」それもそのはず昭和32年に発売された商品です。
いわゆる「固形石鹸」
分解性も高く自然に優しいこの石鹸です。
どんどん便利で高機能な洗剤が発売されている中、根強く支持されているのです。
黄ばみや襟汚れはもちろん、白いものをもとの白さに。
お値段も1個150円程度のこの大きな石鹸が、口紅やしょうゆやボールペンなどのきつい汚れに「シミ抜き」のように抜群の効果を発揮してくれるらしいです。
【やってみた♪】
通常のお洗濯では落ちなかった トマトソースのシミがついて
捨てようと思っていた薄手のニット。
ウタマロ石鹸の角の部分でシミの部分をこすって
水分を含ませたキッチンペーパーではさみ、やさしくたたきます。
1回ですっかりきれいに!!
このニットは色落ちすることもありませんでした。
ただしウタマロ石鹸は弱アルカリ性で蛍光増白剤が配合されておりますので、
色柄物やきなりは色落ちや変色する可能性がありますので、
色柄物には中性・無蛍光で液体の「ウタマロリキッド」をお使いください。
もしよろしければ
だまされたつもりで使ってみてください。