今回の 「VOLEZ VOGUEZ VOYAGEZ」 たくさんの入場者で大好評のようです。
インスタグラムやフェイスブック、ブログで拡散されています。
入場料フリー 写真もフリー さらにポスターのお土産付き
ありえないくらいの太っ腹なところが 「すごいぞルイヴィトン!」 「見ごたえあり 大満足です」となっています。
会場で驚いたことにご覧になられているかたのバッグを注意して見ておりましたが ルイヴィトンをお持ちのかたが予想外に少ない。
仕事柄お人様の持ち物にセンサーが働いてしまう私です。
もちろんお家にお持ちにになられているのかもしれませんが
上から下までルイヴィトン。 あっと驚く これを見よ!! というような限定品のバッグを身に付けていらっしゃるかたや
一見して「ルイヴィトン大好き!!」のようなかたにお会いできるかと密かに期待しておりましたが
その点は少々肩透かしでした。
もう1つ ルイヴィトンと接点の薄そうな年齢の若いかたもたくさんいらっしゃっておりましたのにも驚きでした。
マークジェイコブスをデザイナーに迎え パリコレに参加するようになって華やかなファッションブランドとしての21世紀を過ごしたルイヴィトン本来の「ものづくり」としての真摯な面をアピールできた素晴らしい回顧展でした。
私が最初に行きました時は少し雨模様でしたので姿をみることができませんでしたが
今回は晴天でしたので、会場前にはルイヴィトンのトラックも展示してありました。
工房で出来上がった製品を運ぶためのトラックです。
会期は 2016年6月19日までですが
あいにく行けないかたにもアプリが用意されておりますので 楽しむことができます。
動画による解説に加え
ルイヴィトンのメイン工房であるアニエールの様子をパノラマビューで見ることができたり、
音でルイヴィトンを感じることができたり、カメラを向けると桜の花びらが散ってきたりと楽しい仕掛けがあります。
ダウンロードはこちらから↓
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/apps
ご来場された際に併せてみていただきたい点として
展示されているルイヴィトンの製品と一緒に展示されている時代背景を表す洋服や帽子などはレプリカではなく当時の品とのこと。
もうひとつに 展示されているテーマによって変えられたそれぞれのお部屋の内装です。
最初の展示室は初代ルイヴィトンが荷造り職人として創業し、トランクを造る歴史。
こちらの部屋の壁面はトランクの原材料となる材木がモチーフとなっています。
列車での旅 の展示室では当時の列車内が再現され、カーテンがダミエ柄でできています。
「余暇の時間」というテーマの部屋ではインテリアがカーペットのようなダミエ柄。
壁面はスエード調のモノグラム柄。
日本の展示室では畳の縁がモノグラム柄です。
セレブリティのためのトランク の部屋では
天井がドレープを描くクロスで飾られています。
これはワードローブトランクの仕切りに使われているクロスを表しています。
壁面はまるでトランクのふたの内張りです。
クッション性を備えたクロスの上にダイヤ柄にバイヤスをかけて更にロゴの入ったビス打ちまで忠実に再現されて
あたかも部屋まるごとがトランクのようです。
↑壁面のビスまでちゃんとロゴ入りです。
貴重なことに 最後には職人さんがいらっしゃって
ヌメ革にコテでアウトラインをつける作業や、ステッチかけやお財布の内張りのカーブドレープなど細かなお仕事の様子がデモンストレーションされています。
バッグやお財布の小さなパーツもひとつひとつ手作業でのたくさんの工程があることがわかります。
改めてルイヴィトンの製品の信頼性を感じることができると思います。
出口を出ると書籍販売のショップがあります。
奥には今回のテーマをスタンプしたナチュラルレザーのカードケースが限定で販売されています。
イニシャルも入れてもらえます。
ただ残念なことに既に「売り切れ」になっています。
こちらがお土産にもれなくいただけるポスター。
さっそく帰宅して ルイヴィトンカップから 入れ替えしました。
展示されていたトランクを 1/7 リスケールして忠実に再現した レプリカトランク。
毎年ルイヴィトンよりVIPの顧客にプレゼントされています。
お部屋に飾ってみたくなりました?
セブンヨークのオンラインショップで販売しております。
↓こちらからどうぞ