京都大丸の前で・・・銀座のレストンで、新宿伊勢丹のエスカレーターで
大勢の人の中で ハッとする素敵な人を見ることがありました。
じっと見る間もないのに素敵な感じが瞬時に伝わったのです。
振り返って見て 後姿でも確信。
一瞬しか見ていないので、バックがエルメスだったとか腕時計がカルティエだったとか
お洋服がシャネルだったとかそんなこともわかったわけではありません。
お顔が美しかった、スタイルが良かった そんなことでもなかったような気がします。
京都大丸の前で見かけた人は横を向いていらっしゃったのでお顔は最後まで見ていません。
振り返って見てしまうほど素敵。これはどこから発せられるものなんだろうってしばし考えていました。
パーティーでみなさんが気合を入れたおしゃれをしているたくさんの人のなかでも
ひときわキラキラしている人がいる。
ドレスが素敵。容姿が端麗。
重要なファクターなのかもしれないけれど、そればかりではない。
お顔やスタイルがとびっきりでなくても魅力的なひと。
ハイブランドの明らかに高額なドレスとジュエリーを付けていても目立たないひともいる。
華がある。
全体のバランスやセンス
装飾するものの力よりもその人から発せられるものなのだと感じる。
それはどうやって身に付けるものなのでしょう。
生まれて育った環境
思考や日々の発言、行動、日常の生活、習慣など全てのことがその人を作り出しているのだと感じます。
付け焼刃では装飾できません。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサの言葉を思い出したのでした。
ジュエリーやお洋服の装飾はその魅力があってこそ更に引き立たせてくれるものなのでしょう。