まだ少し寒いですが、厚手のコートから薄手のコートやジャケットに替えて出かけたい気分です。
冬の間お世話になったコートやニットを賢く片付けるには?
1.先ずしっかり汚れは落としましょう。
汚れていないように見えても脇の下の汗や、襟回り、袖口は皮脂がついているもの。
時間が経過すると浮き出てきたり、黄ばみの原因、害虫の標的になってしまいます。
クリーニングは繊維に少なからず負担をかけてしまいますが
汚れをそのままはそれ以上にリスキーです。
汚れは時間が経過するほど落としにくくなるものです。
今季の汚れは持ち越さずにきれいにしてから片付けましょう。
ウールの厚手のコートやダウンコートはクリーニングの費用もかさばりますが
気持ちよく、長持ちさせるためには相応の覚悟を決めてください。
最近はダウンコートのお値段も以前に比べてうんとお求めやすいものが出てきていますので
高いクリーニング代がかかるなら・・・買い替えたほうが得策かも?と躊躇しているなら
おうちで手洗い という方法もありそうです。
そもそも洗えるダウンも出てきています。
身頃脇についている洗濯表示を確かめて自己責任で手洗いしてみるのもいいかもしれません。
ネットで 「ダウン クリーニング」 と検索すると
ホームクリーニングの方法が詳しく掲載されています。
もちろんニット類やストールもおしゃれ着洗い洗剤で手洗いすることができます。
水につける時間を短くして、脱水に気をつけて伸びたり、またシワにならないように干すことがポイントです。
高価なものは後悔しないためにきちんとクリーニングのプロにお任せしたほうが
賢明かと思います。
汚れに見合った溶剤を用いて繊維の特性を考えて作業をしてくれるその道にプロにかなうはずがありません。
大切なお品ものをお任せできるお店を選んでください。
宅配クリーニングも普及していますので、かさばるコートを持って行かなくても
衣替えの季節ならまとめて箱や袋に詰めて玄関先で宅配業者さんの集荷を待つだけです。
更にお店によってはそのまま秋までお預かりサービスを行っているところもありますので
自宅のクローゼットを有効に使うことができます。
2.ゆとりを持たせて収納する
クリーニング屋さんから戻ってきたコートやニットにかけられているビニルは外しましょう。
半ビニルや和紙素材のカバーであればそのままでも問題ありませんが
通気性が悪いと、クリーニングの溶剤がそのままこもってシミになったり
湿度がカビを誘発してしまいます。
ほこりや害虫から守るために和紙素材の防虫カバーに変えて、ぎゅうぎゅうにかけずに
ゆとりをもってクローゼットにしまってください。
防虫剤の成分は上から下へと流れます。虫に狙われるのは裾周りが多いのです。
ハンガーバーにかけた防虫剤がコートの裾まで届くように気をつけてください。
とは言っても・・・かさばるアウターのクローゼット占有スペースはため息が出そうになるもの。
今年も着なかったあのコート。セールで買っちゃったけど失敗だった。
来年は着ないだろうな。と思ったらクローゼットで居残りさせずにお買取りも検討してみてください。
セブンヨークファミリア は季節に関係なく 春でも夏でも冬物のコートもお買取りしております。