バックのファスナーの開閉がスムーズに行かない。
クローゼットにしまっておいたバックを久しぶりに出してきて
「あれっ?」と感じたことありませんか?
使用頻度少ないのになぁ。。。
毎日使っているバックよりも使わないで長時間保管していたものにn起こる場合が多いです。
(毎日使っているバックが開きにくくなった場合はファスナーにダメージや劣化が考えられます)
ファスナーの素材は樹脂でできているものと金属を使っているものがありますが
ルイヴィトンのバックに使われているような金属製のファスナーでは
使っているときは自然と手が触れて油分が補われていますが
使わないまま時間の経過で機械類の「油切れ」のようになってしまって
開きにくくなる場合があります。
また 金属部分が高温多湿の日本の気候のせいで
黒っぽく変色(いわゆるサビです)してしまっているケースもあります。
ファスナーのすべりが悪い状態で使用していると
ファスナーの金具やスライサーに負担がかかってしまって
金具が外れたり、布地が切れてしまうことになりかねません。
このような事態ではファスナー交換のお修理が必要になってきます。
おばあちゃんの知恵袋などでは 蝋燭のろうをすべらせて塗る・・・と
か濃い目のえんぴつの削りかす(黒鉛)を塗る・・・
と書いてありますが、どちらもおすすめしません。
粉がついてしまってファスナーの周りの布の部分だけでなく
バックの本体までも汚してしまう場合があります。
サビてしまっている場合や即効性を重視するなら KURE 55-6 です。
私のおすすめは ご家庭にあるワセリンや 美容用のオーリーブオイル です。
どれを使うにしても
ファスナーの布地につけてしまうとシミになってしまいますので
ファスナーには直接つけずに、一旦綿棒にしみこませてから
少しずつ、ファスナーを空けた状態で、金具の部分に塗って行きます。
(注意することは ほんとに少しづつ塗ることです)
塗ったら ファスナーのスライサーを使って
やさしく何度も開閉して油分を均等にめぐらせます。
これでOK! お試しください。