ロビン・・・日本名にすると 「こまつぐみ」もしくは 「こまどり」毛色の美しい春を告げる体長25cmほどのツグミ科の鳥です。
この鳥の卵の色は 美しいブルー。
どこかで見たことのある色ではありませんか?そうです。ティファニーのパッケージ「ブルーボックス」です。
白いサテンのリボンをかけられたあのブルーの箱はそれだけでワクワク胸が躍ります。中に入っているものは間違いなく素敵なものだからです。
このブルーボックスはこの「ロビンの卵」からイメージされました。こまつぐみの卵の色を知らなくてもティファニーのカラーがこの色だと知る人は多いはず。
誠実や潔癖を表すブルーでティファニー製品のボックスを作ったのはチャールズ・ルイス・ティファニー。
それからカタログなどあらゆるもので使われすっかりティファニーのカラーとなりました。「ブルーボックス」あたりまえの名詞の組み合わせですが それは・・・ティファニーを表すもの。
公式サイトにこのような記述があります。
1906年のニューヨーク・サン紙にはこう綴られている。
「ティファニーには、どれだけお金を積まれても、決して売らないものがひとつある。ただし顧客には無料で提供されている。それは、ティファニーの名が冠された箱である。」
クリスマスには ホリデーラッピングとして赤いリボンに変わります。
このときめくブルーボックスを開ける幸せ。その瞬間もティファニーは美しい演出を忘れません。しっかりと結ばれた結び目でモタモタ・・・アタフタと開けることができない・・・そんな心配はありません。
リボンの端を引っ張るとそれは美しくかんたんにスルリとその結び目が解かれるようになっているのです。何気ない演出に気がつくでしょうか?
ティファニーを手にした人だけが体験できます。