中古品を高く売るなら「早めの決断が大切!」と良く言いますが何年かのサイクルで流行は繰り返されるもの・・・とも言われます。
私どもセブンヨークを開店させていただいた10年以上前のあのころ。。。ルイ・ヴィトンのポシェットバックの人気が全くありませんでした。
アマゾン・ダヌーブやソミュールは在庫が溜まっていく一方で、お値段を下げてもイマイチ売れない状況でした。
同じころ、毎日のようにノエが売れていきました。スピーディやアルマも入荷すると即日に売れていきました。ウエストポーチもそうです。。。
「シャネルのマトラッセウエストポーチ。ゴールドのチェーンに通して」
「海外旅行へ行くのでルイヴィトンのウエストポーチ」
「あぁ・・・コレ流行りましたねぇ・・・」
そう20年くらい前には流行っていたのです。それが老若男女リュックの時期が来て・・・
何年かしたら皆さんそろって 「ななめがけ!!」とポシェットが動きだしました。あのポーチもボディバック、ウエストバックとして復活!したのでした。
エルメスでもそうです。15年前くらいは普段使いにエルメスという感覚が一般のかたたちには少なかったため
「エルメス=フォーマル=ケリー」という発想が強く、「普段使いにバーキン」とはならず、ケリーのほうが人気でした。
15年くらい前には、バーキンを新品で買い付けても国内定価を下回って販売していた時期もあったのです。
ブランドもまた然りです。25年くらい前になるでしょうか。
ニュートラ人気のあのころには、セリーヌやディオール、クレージュなどは必須でした。
それからはコーチやグッチ・・・三浦和義さんが持っていたあのブランド・・・浅野ゆう子さんが広告塔になっていたあのブランド・・・。途中人気が小休止して再度人気が繰り返されるものもあれば停滞したままのブランドもあります。
次に何が流行るかがわかったらいいのですが、わからないから困ったもの。だからこそまた楽しいものです。
クオリティの高いブランド製品ですが、デリケートな素材を使っているものも少なくありません。
保管状態も気を付けておかなければエナメル部分に色移りが出たり金属部分がさびてきたり、乾燥している場所では革のヒビ割れや湿度の高いところではカビが発生したりします。
いつか使うにしても、買取りに出すにていも保管状態は大切です。