セブンヨークでのルイヴィトンの買取り価格が高いワケ・・・
それはルイヴィトンを愛しているからです!
「ぷっ!」 ・・・笑いましたね?
その昔・・・真贋の修行に通った質屋さんの番頭さんが言ってました。
「モノの知識は増やしても、モノに惚れてはいけない。」
それは好きになってしまうと、その品物が欲しくなってしまって、冷静な判断ができなくなり相場以上に高く買い取ってしまうからです。
・・・でも惚れてしまったのです。
好きなのですからどうしようもありません。
LVのロゴから始まり、モノグラムに配置されたお花に星。
妥協しない上質な素材。信頼あるモノつくりへのこだわり。進化する精神。
最近は薄れてしまいましたが少し頑固で融通が利かない感じも。
どれもこれも好きなのです。
ルイヴィトンとの出会いは、インターネットなどない時代。
公務員の父をもつ、一般家庭の娘だった30年以上前のこと。
堅実な家庭には、片鱗もなく雑誌で知ったと記憶しています。
モノグラムのノエ、スピーディ・・・大人になったら「買おう」と思ったのです。
そして早く大人になりたい。と思ったのです。
ファーストヴィトンは横浜高島屋のお店で。
バックは買えず、「トゥルース・トワレット」ポーチです(笑)
でも嬉しかった。あの嬉しさは今も記憶しています。
それから30年。
各地のブティックで・・クリニアンクールでアンティークを探し
ビバリーヒルズのPAWNショップで、香港のセカンドハンドで・・・
幸せなことに、これまで毎日たくさんのルイヴィトンを見させていだだいています。
私の来世の望みはアラブの石油王の娘に生まれて好きなだけルイヴィトンを買う。
素敵ですがそれではありません。
ルイヴィトンに就職すること。
ルイヴィトンのブティックで たくさんの商品に囲まれてお客様にルイヴィトンの魅力を説明しながら接客する。
それも素敵ですが、たぶんいい販売スタッフにはなれそうにありません。
お客様が望んでいないルイヴィトンの魅力を熱く語りすぎて空気読めない
店員さんになってしまうでしょう。
ルイヴィトンの製品を生み出す革職人が理想です。
革の匂いがする工場で黙々と製品を作り上げていく。
寡黙で腕のいい職人を目指します。
ルイヴィトンの製品を作ることにプライドを持って
「アリゲータでこのカーブの仕上げを任せられるのは彼女しかいない。」
そんな夢を見ています。
ごめんなさい。
来世ではセブンヨークで皆さんに会うことはできないかもです。
現世でお使いになられなくなったルイヴィトンはどうぞお任せください。
あふれる愛情をこめてお買取りさせてただきます!