秋の初め オレの知り合い 「メロン君」からの
メールで今回の旅は始まった。
ごぶさたしてます。
シロ君へお元気ですか?
相変わらずご活躍のことと思います。
秋になりました。気分転換に美しいもの
でも見に僕と一緒に出かけませんか?
10月18日の予定はいかがですか?
ご都合をお聞かせください。
メロンより。
ちなみにメロン君は
こんな奴。↓
時間があったら
オレの旅日記
「横浜編」でおさらいしてくれ。
こんな画像も添付されてきた。
メロン君の近況らしい。
冷蔵庫に張り付いているはずなのに
天体望遠鏡とは
ずいぶん
出世したもんだ。
↑ ココ!ココ!
まぁ。そんなことはいい。
ディープな彼とお出かけはちょっと重いけど
来週の日曜日は
ちょうどエリカとの約束が延期になったことだから
乗ってみるか。
楽しみにしているよ♪
と心にもない「大人の返信」をしたオレだった。
約束の前日 メロン君が
東京からやってきた。
なんだ!?
その重装備は!?
聞けば・・・
「寒いとこさいぐんで
いながのばっちゃんが
よなべさして あ”んで ぐれたんだ」
という。
明日は寒いところ??に行くんだ。
へぇ。そうなんだ。
それから彼は呑気に
オレのオフィスのカウンターに座って
おしゃべりを始めた。
彼のまわりの空気は
のどかだ。
においと濃度が違っているような気がする。
久しぶりの再会を記念して
記念写真を撮ろう!という。
ふぅ。
もちろん付き合ってやったさ。
明日は寒い所へ行くのかい?
「うん。そうだよ。
ぼくメールに書かなかったっけ?」
「でもシロ君は恒温動物だから大丈夫だよ。」
残念。
オレは進化を遂げているんだ。
寒さに強くはない。
急遽
フェンディで
防寒コートを用意した。
翌朝オレたちは6時に駅で待ち合わせをした。
まだ暗い。。。(汗)
朝ごはんの駅弁を調達して
電車に乗り
夜が明ける
流れる景色を楽しんだ。
11時すぎ
今回の旅の玄関口
「立山駅」に到着。
たてやまくろべあるぺんるーと・・・
とっ。と。登山口!
予想外の展開だ。
駅横でしばし くつろぐ。。
ここまでは電車でも
マイカーでもOKだけど
ここから先はマイカー乗り入れは禁止されている。
それではスタート!!
立山駅から
「立山ケーブルカー」に乗る。
114便。
なんだかかっこいいけど
11時40発 ってことらしい。
急勾配のため
車両内も階段状になっている。
1.3㎞ 所要時間7分
標高差500メートル
平均勾配24度
数々の修羅場をくぐってきたオレだから
平常心でいられるけど
一般のかたなら足がすくむぜ。
「美女平駅」に到着した。
つぎは
「立山高原バス」に乗る
室堂までの23㎞の立山有料道路を
50分で結ぶ。
標高差1500メートル
標高977メートル
美女平はちょうど
紅葉が見ごろ。
樹齢300年という立山杉の巨木や
日本一落差350mの
「称名滝」も車窓から見ることができます。
(本日はあいにくの天気の為、ガイドブックより)
だんだんと
バスは高山帯へと入ります。
標高1900m
「弥陀ヶ原駅」を通過します。
夏には高山植物が咲き
トレッキングには楽園の地。
この先 天狗平は
春の「大谷ウォーク」もぜひ体験してみたい。
↑これこれ♪
高さ18mの雪の壁を
職人技ともいえる大型ブルトーザーで削り出し
4月中旬のアルペンルート開通に向け除雪する。
500mの道のりを歩くことができる。
除雪の費用は1億円かかるとのこと。
降雪前に立てた目印の柱と今はGPSを駆使して
除雪するとのことだった。
標高2450m
ようやく 室堂へ到着。
日本で一番高い場所にある駅
でも今日は みぞれ。
気温1度。
まだまだ先は長い