中古品をお求めになる時に ネットに限らず、店頭においても、お値段とお品物の状態が気になりますよね。人それぞれに、同じお品物を見ても
「この傷は許せるけどこの汚れは許せない」
「汚れは使っていれば仕方ない。これくらいなら全然OK!でも傷はダメ」
「この値段ならお安いわ。」
「え~っ。この汚れでこの値段!?」
と感じ方はさまざまかと思います。
例えば・・・
ネットで あるお店 A店では63,000円で売っていた。
同じお品物が ほかのお店 B店で52,500円で売っていた。
どちらもやや使用感はあるものの 画像で見る限り 同じような状態のよう。
さてどちらにしようか・・・
当然「お値段の安いほう」を選びますよね。
送料もB店は無料だし・・・
でもよく説明を読んでみると、A店のお品物は半年前にご購入されたお品物で、一見するとわからないけれど「マイナーチェンジ後のお品物で付属のポーチが使いやすくなっています。」とのこと。B店のお品物は6年前のタイプでポーチは取り外しの利かないものだった。
「ポーチなんて取り外しできなくてもOK」
「やっぱり52,000円のB店にしよう」
ちょっと待って!
更にダメージの部分をよく読んでみると・・・
A店のほうは「ボタンの部分に傷があり、少しボタンも甘くなっているとのこと。」
B店のほうは「ストラップの部分にひび割れが少しあるみたいに見える。」
「う~ん。見た目は同じくらいなんだけど・・・」
「ボタンが使えなくなったら、ものすご~く困るよ。」
「ひび割れはほんの少しのものだし、よく見ないとわからないくらい。」
「だからやっぱりB店の52,000円!」
でも、ボタンを取り替えるのに800円で済んで、ストラップのひび割れは革の老朽化で、近いうちに全交換が必要となる。全交換で15,000円かかるとしたら・・・。
そうです。
中古品は見た目や値段だけでは決められないのです。
更に大どんでん返しで、6年前のお品物は 内側の革にべたつきが出てくるのでリコール対象商品になっていて 新品と交換してくれるものだったりしたら!?
あげるとキリがありませんが。。。同じに見えても、まったく違うことがあるのです。